鍋とフライパンはもういらない

タイトル通り鍋とフライパンを全て処分して2週間生活してます。周りからは「不便じゃないの?」とか「なんでそんなことするの?」とか、大体否定的な感想を持たれます。

しかし、この実験のような生活をしてるのには深いわけがあります。僕には娘(1歳10ヶ月)が1人いて、妻は育休から復帰してフルタイムで働いていて、僕もフルタイムで仕事を続けています。いわるゆる共働き家庭です。子育て中の方ならわかると思いますが、保育所から子どもが帰ってきた家は戦場になります。僕は妻より仕事が早く終わるので、その戦場で妻が帰ってくるまでに娘の食事を済ませ、なおかつ妻と僕の食事を準備して待つという生活をしています。そんな生活をしていると、鍋を火にかけてじっくり煮込んだり、フライパンで炒めたりなんてことをしていては、とてもじゃないけど、このサバイバルに生き残ることはできないということに気づいたのです。そこで、便利な調理家電に働いてもらえば、保育所に迎えに行っている間に料理が完成し、ドアを開ければ「いい匂いがするね、今日のご飯は何かな?」って娘に言えるような生活ができると考えたのです。

 

鍋フライパンレス生活を始めたきっかけ 

 

勝間式 超ロジカル家事

勝間式 超ロジカル家事

 

 書店で平積みされていた、勝間和代さんの超ロジカル家事という本を手に取ったのがきっかけでした。

この本については、またじっくりレビューを書きたいくらいに感謝しています。

この本で勝間さんは、スチームオーブン「ヘルシオ」を2台、アイリスオーヤマの熱風オーブンを1台、象印IH圧力鍋を2台、炊飯器を1台持っていると書かれています。そのキッチンの写真は、完全にモビルスーツコクピットでした。正直、最初この人は正気ではないと思いましたが、だんだん調理家電に囲まれたコクピットのようなキッチンに憧れをいだき始めました。「むしろ男性こそ調理家電を駆使して、ロボットを操るように料理をするのに向いてるのではないか?」と思うようになりました。

 

炊飯器のコスパは最強

ただ、いきなり勝間さんのような高額な家電を揃える勇気もなかったし、ちょうど3合炊きの炊飯器が小さいと感じ始めていたので、2台目の炊飯器(5合炊き)を買いました。古い炊飯器を捨てるのはもったいないので、何かに使えないかと考えたときに、勝間さんのコクピットキッチンを思い出したんです。

炊飯器も使い方によっては様々な料理ができます。しかも、どの家庭でも必ず炊飯器はあると言って良いほど普及した家電です。メーカーがしのぎを削って製品開発をしています。この日本では非常に優れた炊飯器を安価に買うことができます。Amazonで12000円くらいの炊飯器を買って、最悪壊れてもいいかなという気持ちでいろんな料理に使っています。

もし、この生活がうまくいけば、勝間さんのようなハイテク家電に手を出して、さらに料理の質を上げたいです。

 

炊飯器で作ったオムライス

https://www.instagram.com/p/BYhpdTkFyOZ/

炊飯器でオムライス。フライパン捨てたから、これから卵食べれないと思ってたけど、電子レンジでいけた。#オムライス #炊飯器 #電子レンジ

 

主に参考にしてるのはこの本です。

 

 

 どれも美味しく作れるので非常に感謝してます。

 

油汚れがなくなった。というより油をあまり使わなくなった。

家電調理しているメリットは他にもたくさんあるんですが、1番嬉しいのはこれですね。どんな調理家庭もそうだと思うのですが、油が少なくて済みます。食材から出る油でほとんど調理でき、それ以外に足す場合はごま油やオリーブオイルで風味を加えたい時ぐらいです。

コンロ周りの油の飛び跳ねがないので、すごく清潔です。コンロ周りって調味料や調理器具などを起きがちですが、油汚れがつくとすごく嫌ですよね。

あと、レンジフードの掃除もしなくてよくなりました。むしろレンジフードがいらなくなりましたね。もし、家を建てるなら、レンジフードをなくして、そこに収納を取り付けるつもりです。

 

鍋フライパンレス生活は狭いキッチンに最適

 油汚れがないコンロはすごく気持ちが良いので、コンロの上に台を置いて、調理スペースにしています。調理スペースが2倍になったので、グレードの高いシステムキッチンで料理をしている気分になれます。

あと、鍋とフライパンがないので、収納スペースが余って仕方がありません。キッチンの上にあったものを全て引出しなどにしまうことができました。

こうなると、キッチンに求めるものが、コンロが何口あるかとか、調理スペースが広いであるとか、収納が充実してるとかではなくなります。強いて言うなら、コンセントの配置ぐらいですね。

余裕のあるスペースで料理をしていると、調味料をこぼしたりといったミスも少なくなるで、先程の油汚れ問題との相乗効果でどんどんキッチンがきれいになっていきます。

 

この写真は以前はコンロだったスペースで撮りました。料理の写真を撮る余裕なんてない日々だったので、毎日インスタグラムに写真を上げてる自分にびっくりしています。

https://www.instagram.com/p/BYdRl5bl1C6/

鯛まるごと一匹を炊飯器に入れる勇気?インスタ映えなど無視したビジュアル?男の料理にはこんな大胆さも必要だと思います。#鯛めし #ねぎまみれ #切り干し大根 #味噌汁 #ミニトマトときゅうりのピクルス

 

このように、鍋フライパンレス生活のメリットはたくさんあります。次は実際にどのように家電を運用しているかを書きたいと思います。